質問書では、次のようなことについて記載をしなければなりません。
・日本人配偶者の状況(氏名・住所・職業など)
・結婚に至る経緯
・紹介者がいるのかどうか
・夫婦間の言語
・お互いの母国語の理解度
・結婚歴
・お互いの母国への渡航歴
・オーバーステイなどの有無
・お互いの家族構成
この記載が、申請人の結婚が虚偽ではないかどうか等の判断材料になります。結婚に至る経緯については、別紙などで特に詳細に述べるとよいでしょう。二人がどのようにして出会い、恋愛関係になり、結婚に至ったのか。お互いのコミュニケーションの状況はどうであるのか。お互いの家族との関係性はどうであるのか。今後の婚姻生活を営む上での経済的な基盤はどうなのか…。など、時間や場所などを具体的に示しながら、第三者に十分に伝わるような説明をする必要があります。そして、交際中の写真や通信履歴などを添付して、交際歴を証明する材料としていきます。
また、これらのことを証明していくために、他にも様々な書類を準備しなければなりません。日本人配偶者の収入を証明する書類(課税・納税証明書など)、住居を証明する書類(賃貸借契約書写し、写真など)…。
二人の出会いから結婚までの状況が偽りのないものであり、今後の婚姻生活にも支障がないということを申請する側がきちんと証明することが求められます。